二重まぶたに線が多い原因と消す方法【3つ】

表参道にて。

まぶたの美容相談を受けていると

と悩んでいる女性がとても多いです。

私は、目元のさまざまなアドバイスをしているのですが、近年この種の悩みが増えている印象です！(>_<)

恐らく「アイプチの普及」が影響しているのでしょう。日々の二重メイクでダメージが蓄積すると、徐々にまぶたの皮が伸びて線が増えてしまいます。

また、単に「加齢」の影響もありますね。加齢といっても、40代・50代に限ったことではなく、20代・30代でも二重に余計な線が入って「三重まぶた」が現れます。

そんな方には、まず「アイメイクでごまかす方法」を教えているんですが・・
「そんなことより、線を消す方法を教えて！」と懇願されます(^^;

メイク法三重まぶたが"かわいい"メイク法は？二重に線が多い人必見！

そうした背景があって、今回「まぶたの線を消す方法」を5つまとめて紹介しようと思います！

 

とはいっても、まずは「現状認識」が重要！

しっかり特定することが大事ですよ。

原因をしっかり理解したうえで、対策するのが「まぶたケアの鉄則」と言えます。

以下、ていねいに解説しますので、順にポイントをチェックしてくださいね(^^)

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まぶたに変な線が増えた！

まずは「まぶたの形態」をチェックしましょう。

「まぶたに変な線が増えた！」という場合でも、よく観察すると次の3つのタイプに分けられます。

あなたは、どのタイプでしょうか？

若い方は、本来の二重の「上」か「下」に新たに線ができるケースが多いです。一方、30代以降の方は、本来の二重が乱れてしまって「新たに2本の線」ができる割合が増えていきます。

このように二重ラインが「2本」生じている状態を『三重まぶた（多重まぶた）』と言います。

人によっては片目だけ三重（みえ）になって、顔が左右非対称になっているケースも多いです。

また、目尻側だけ「2本線」が現れたり、本来のラインが薄くぼやけてくることも珍しくありません。

▼「本来のラインがぼやける」と言えば、刺激が強いアイクリームにも要注意！

 

さらに悪化すると、線が2本から3本、4本と沢山増えて『四重まぶた』『五重まぶた』になる方もいらっしゃいます。

しかも片目だけ線がたくさん入って、左右アンバランスな目元に...。片目だけ線が増えると、左右の二重幅が変わってしまうので、「違和感がある！」「写真がコンプレックス！」と悩んでいる女性が多いです。

 

以下、具体的に原因をチェックして、治し方を実践しましょう！

まずは「原因（習慣や癖）」を取り除くことが大切なので、ゆっくり一つ一つチェックしてください。

悪い原因を残したまま対策しても、あまり効果がでないので、このステップは意外と重要ですよ(^o^)

二重まぶたに線が多い原因

なぜ、まぶたに線がたくさん増えたのか？

「二重まぶたに線が多い原因」は次のとおり。

以上の4つの要因で、新たに「余計な線」が入ったり、本来の二重が乱れたりして『三重まぶた（多重まぶた）』が発生します。

具体的な対策の前に、原因を一つ一つチェックして（可能なら）「ネガティブな要因」は取り除いておきましょう。

ダメージ

「アイプチでまぶたが伸びて線が増えた～！！」
という悩みはよく聞きます。

アイプチやアイテープなどの「二重メイク」をすると、必然的に皮膚が引っ張られるので、徐々にまぶたの皮が伸びて余計な線が入ってしまいます。

 

ただし、アイプチ以外のダメージにも要注意！

たとえば、花粉症で目が痒いとき（眠いとき）に、目をこする癖はありませんか？ 洗眼やクレンジングのとき、必要以上にゴシゴシ強く刺激していませんか？

まぶたの皮膚はとても薄く（0.6mm）デリケートなので、日々のダメージが蓄積すると次第に「伸び」を引き起こして、"不本意な線"が多く入ってしまいます。

加齢

単純に「加齢」が原因で、まぶたに線が入るケースも多いです。

「加齢」といっても、30代・40代の現象ではありません。すでに20代から「まぶたの老化」は進行します。

先ほども言いましたが、まぶたはとてもデリケートなので、日々のちょっとしたダメージの積み重ねで「肌の老化」を引き起こします。

また、肌のコラーゲンやエラスチンなどの弾力成分も、20歳をピークに減少していくので、20代と若くても「たるみ」を招くことは多いです。

こうして皮膚のハリが低下すると、本来の二重をキープできなくなり、新たに余計な線が増えてしまうのです。

とくに30代になると、目の上がくぼんでくるので、本来の二重が乱れて"変な線"が多くなりがちです。

年齢とともに目の上の眼窩脂肪（がんかしぼう）が後退するので、目の上のボリュームが減少して「くぼみ」が生じ、多重まぶたのトラブルが多くなります。

さらに中高年になると、眼瞼下垂（がんけんかすい）の影響で線がたくさん増えてしまうことが多いです。

眼瞼下垂というのは「（眠そうに）まぶたが下がる症状」ですが、年齢を重ねるとまぶたの筋肉が弱くなるので、目の開きが小さくなってしまうのです。それに伴い「余計な線」も増えていきます。

 

 

体調の変化

体調の変化も、まぶたに線が増える要因になります。

最近、仕事で忙しかったり、寝不足になったりしていませんか？

体の疲れが取れないと、まぶたに老廃物がたまって「多重線」が生じます。

また、体や目元の疲れだけでなく、精神的なストレスやイライラも、自律神経が乱れるので、目元にトラブルを引き起こします。

自律神経が乱れると、目元の血行が悪くなるので、本来の二重が乱れて複数の線に分かれてしまいます。

女性の場合、生理期間にまぶたに沢山の線が現れることが多いです。生理前後は精神的に不安定だったり、ホルモンバランスが崩れるので、目元がむくんで多重のラインができてしまいます。

さらに女性は、無理に痩せるダイエットにも要注意。

急激に体重を落とすと、目元が窪んでくるので本来の二重のバランスが崩れて、複数の線に分かれる要因になります。

最後に、男女ともに多いのは「寝起きの線」です。

朝起きたときは、顔に水分が溜まって目元がむくんでいることが多いので、上まぶたにシワが入ったり、本来の二重が崩れたりして、余計な線が入りやすいです。

生まれつき

生まれつき、まぶたに線が多い人もいます。

いわゆる「先天的な多重まぶた」です。

両目とも多重の人もいますし、片目だけ線が多いパターンもあります。

よく質問を受けるのは・・

という相談です。

答えは・・
「線の多さ」は遺伝的な影響が少ないです。

一重や二重は「遺伝の影響」を大きく受けるのですが、それ以上の線は「遺伝の影響」が少なくなります。

というのは、生まれつき線が多い方も、実は「原型は二重まぶた」だからです。二重から"進化"するという形で「多重まぶた」は発生します。

また、「私は生まれつき線が多い」と思っている方も、実は赤ちゃんや幼少期の頃は「二重まぶた」だったというケースは意外と多いです。

生まれた頃は二重でも、成長の過程で、知らず知らずのうちにラインが増えていることもあるのです。

出生時は二重でも、徐々に大きくなるにつれて瞼の形態が変わって、線が増えていることは多いのです。

参考三重まぶたは遺伝？生まれつき？赤ちゃんからまぶたはどう変わる？

二重まぶたの線を消す3つの方法

「まぶたの線がたくさん！」
と悩んでいる方に、二重まぶたの線を消す方法を3つ紹介しますね。

簡単なセルフケアやアイプチ、整形まで「実践的な方法」をご紹介します。

「線を消したい！」という方は、いきなり整形を検討するのではなく、まずは自分で治せる方法を試すのがオススメですよ。

アイクリームなども"イイヤツ"があるので、身近なケアから始めてみてくださいね。

アイクリーム

「えっ！アイクリーム？」
「まぶたの線を消すのに効果あるの？」
と疑問に思う方もいるかもしれません。

ポイントは、「三重まぶた」に評判がいいクリームを使うことです。

実際、私も過去にアイクリームに助けられました。

二重まぶたに線が入って悩んでいたんですが、新しいアイクリームに変えたら、本来の二重をキープできるようになったんです。

私の経験からも、有名ブランドだからと言って「多重線」に効果があるわけではありません。

むしろ、逆効果のクリームもあるので注意が必要です。

とくに注意したいのは「シワ消しクリーム」です。

ドラッグストアにも売ってますよね・・
レチノール入りのクリーム。

はっきり言います！
二重まぶたの線を消すのに、レチノール入りのクリームは使わないでください！(>_<)

あのクリームは、残したい二重の線まで、薄くぼやけさせてしまう恐れがあります。

実際、こんな報告を頂いています。

とくに医薬部外品のクリームは、シワを消す力が強いので、残したい線まで薄くしてしまうリスクがあります。

そうなったら、取り返しがつきません(>_<)

大切なのは「線を消す」という発想ではなく、「本来の二重に整える」というアプローチです。

「シワ消しクリーム」で無理に消そうとすると、本来の二重ラインまでぼやけて、取り返しがつかない目元になってしまいます。

そうではなく、弾力を補ってふっくらとハリを出し、さらに伸びた皮を引き締めていく・・というアプローチが大切です。

目の「くぼみ」を改善し、さらに「伸びた皮」を引き締めると、余計な線が解消しやすくなる・・一見遠回りな感じですが、直接に線を消すより安全で効果的です！

 

詳しくは、下のリンク先のページでアイクリームをチェックしてください。

「余計な線が目立たなくなった！」
「本来の二重の線がハッキリした！」
と嬉しい反響を頂いています(^^)

@cosmeでも「三重まぶた」に好評なので、こちらのページで口コミと体験談を詳しくチェックしてみてくださいね。

 

三重まぶたにおすすめ！
アイクリームランキング【5選】

 

線消しクリーム【追記】

まぶたの線を消すアイクリームは、こちらのページでも効果（＝物理的な変化・改善）がよく分かるので、使用前と使用後をよく比較してください。
まぶたの線を消す！アイクリームの「二重効果」が凄い！

まぶたの線を消す！アイクリームの「物理効果」が凄い！

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▲「ビフォーアフター写真」と「二重に戻った口コミ」が豊富なので、ぜひご覧になってみてくださいね！

リアルな口コミは必見！

アットコスメの口コミはこちらのページで豊富に掲載。「三重の線がどんどん薄くなってきているのがわかります。」といったリアルなクチコミ投稿は必見ですよ！
▼ 成功口コミ多数！
リッドキララで三重まぶたがスルーと二重に！

▼ 私の片目の線（三重）にも効果ありでした！

『豆乳イソフラボン』など「市販のプチプラアイクリームで二重に増えた線は消せるの？」「安いクリームで三重まぶたは改善する？」と疑問を持つ若い子が多いので、こちらのページで効果と口コミ、体験談を詳しくまとめました。
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三重の線に好評のアイクリームを見る▲

アイプチやアイテープ

アイプチやアイテープでも、余計な線を消して二重に整えることができます。

ただし、粘着力が弱いアイプチやアイテープでは、二重に固定できないことも多いです。

余計な線が頑固に付いている場合、弱いアイプチやアイテープでは、二重を固定できずに「多重まぶた」に逆戻りしてしまいます...。

そこで、強力なアイプチやアイテープを活用しましょう。

アイプチでおすすめなのは以下のとおり。

以上のアイプチは、接着力が強くて綺麗に仕上がるので、線を解消して二重に固定するのに効果的です。

とくに『アイビューティーフィクサーWP』と『アイトーク スーパーホールド』は耐水性にも優れているので、日中、汗をかいても崩れる心配なく使えますよ。粘着力がつよい「接着タイプ」なので、がんこな線を矯正して二重に戻せます。

一方、「皮膜タイプ」でオススメなのは『ルドゥーブ』『アイトーク ハイブリッドフィルム』『うるプチふたえ』『ローヤルプチアイムSプラス』です。皮膜タイプの中ではかなり強力で、まぶたをグッと上げて二重にできます。

具体的にアイプチのおすすめと治し方は、以下のページにまとめていますので、線の解消にぜひお役立てください(^^)

改善した口コミやビフォーアフター写真、塗り方も掲載しているので、今すぐ直したい人は必見です。
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▲ 癖がついて完治した事例もありますよ！

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続いて、アイテープのおすすめは以下のとおり。

以上はすべて両面接着タイプのアイテープです。

多重の線を二重に直すには、（片面タイプより）強力な「両面接着アイテープ」がオススメです。

とくにD-UPの『ワンダーアイリッドテープ マイルド』は超強力。しかもテープが柔らかいので、まぶたをしっかり捉えて二重のキープ力がすごい！邪魔な線を解消して二重に固定できます。

極細タイプの中では、『メザイク フリーファイバー』がオススメですね。これで二重に矯正できたら、自然でバレにくいので最も理想と言えます。

 

一方、片面タイプのアイテープでも、線を消せないことはないです。

人によって、うまく二重にできないケースもありますが、安価なので試してみるのはオススメです。

具体的にアイテープのおすすめと治し方は、こちらのページで解説しているので、線の矯正にお役立てください（絆創膏も使えます！）。
三重を二重に！アイテープvs絆創膏

 

 

＊線が多い人用のアイメイク法も必見！
三重まぶたが"かわいい"メイク法は？二重に線が多い人必見！

整形

「線を消す確実な方法は整形？」
とよく相談を受けるのですが、デメリットもあります。

整形は必ず成功するとは限らないですし、手術法によって"仕上がり"も異なります。

とくに多重まぶたを二重に治すには、複数の手術が必要となるケースも多いです。

ポピュラーなのは・・

この5つですが、一つの施術で治らない場合は、複数の施術を組み合わせて線を消し、二重に矯正します。

ヒアルロン酸注入

ヒアルロン酸注入をすると、上まぶたのボリュームがアップします。

それによって、上まぶたの「たるみ」や「くぼみ」が改善して、余計な線が消えるという仕組みです。

軽度の線であれば、「ヒアルロン酸注入」だけで解消することが多いです。

最大のメリットは、手術が簡単なこと！
注射器でヒアルロン酸（0.1～0.2cc）を上まぶたに注入するのですが、30分ほどで完了します。痛みも"針の刺激"くらいです。

デメリットは、半年～1年ほどで効果が切れてしまうところです。

注入されたヒアルロン酸は、徐々に体内に吸収されていくので、半年～1年でせっかくのハリが失われてしまうのです。

それに伴い、二重から三重（多重まぶた）に戻ってしまうのが難点です。

ですから、ずっと二重をキープするには半年～1年の頻度で、美容外科に通院してヒアルロン酸を打ち続けなければならない・・というわけです。

1回の費用は6万円ほどですが、10年通えば60万～120万円！

脂肪注入

脂肪注入は、自己の脂肪を採取してまぶたに注入する手術です。

先ほどの「ヒアルロン酸注入」は持続期間が6ヵ月～1年に限られているのに対して、「脂肪注入」は効果が半永久的に持続します。

この手術でも、上まぶたにふっくらハリを出して本来の二重に戻せるので、長期的に二重を持続したい方は「脂肪注入」がオススメです。

デメリットは、手術後から5～7日は腫れや内出血が起こるので、ダウンタイムにやや苦労がある点です（洗顔やシャワーは3日後からになります）。

また、費用も30～45万円と高額なので、ヒアルロン酸注入に比べてハードルが高い手術と言えますね。

埋没法

埋没法は「プチ整形」とも言われ、メスなしで二重できます。

医療用の糸で皮膚を折り込んで固定するので、単に二重を形成できるだけでなく、上まぶたのボリュームがアップします。

つまり、上まぶたにボリュームがでて「たるみ」や「くぼみ」も改善できるので、多重線の解消に効果的というわけです。

デメリットは、効果が3～5年に限られることです。

3～5年で糸が緩んで二重が崩れてくるので、再度「多重まぶた」に戻ってしまいます...。

綺麗な二重をキープするには、あわせてヒアルロン酸注入を受けたり、3～5年の頻度で再手術を施したりする必要があります。

切開法

半永久的に効果を持続させたいなら、「切開法（二重切開術）」がオススメです。

切開法は「メスを使う」手術です。

メスを使うからこそ、まぶたの微細な調整を行いやすく、理想の二重をつくりやすいです。

具体的には、余分な皮膚を切除したり、奥の脂肪を引き出したりして、まぶたの「たるみ」や「くぼみ」を改善します。

こうした"繊細な手術"で邪魔な線をなくせるので、埋没法よりも理想の二重を形成しやすいと言えます。

また、埋没法で二重になりにくい方もいますが、切開法ならメスを使うので、多重線の解消に効果的です。

ただし、目のくぼみが深い場合は、再度、線が現れることもあるので、ヒアルロン酸注入や脂肪注入も併せて行う必要があります。

眼瞼下垂手術

まぶたに線が多い場合、「眼瞼下垂（がんけんかすい）」の可能性があります。

眼瞼下垂とは、まぶたの筋肉が弱くなって、目の開きが小さくなる症状です。

こうした傾向があると、眼瞼下垂の疑いがあります。

眼瞼下垂になると、まぶたを上げる力が弱くなるので、綺麗に二重が折り重ならず、余計なラインが増えてしまいます。1本だけでなく2本、3本とたくさん線が入り、四重まぶた・五重まぶたになるのも珍しくありません。

注意したいのは、軽微な眼瞼下垂（下がりまぶた）でも、「多重まぶた」になるという点です。ちょっと瞼を上げる力が弱まっただけでも、二重を綺麗に形成できなくなり、複数の線が入ってしまうことは多いです。

眼瞼下垂を治療すれば、まぶたを上げる力が強くなるので、目がパッチリ開きやすくなります。目の開きが改善されるので、余計な線が入りにくくなり、多重まぶたが解消されます。

目がパッチリ開くと、スムーズに二重が形成されて、無駄な線が解消されるという仕組みですね。

あわせて、たるんだ皮膚を切除することで、さらに綺麗なまぶたに仕上がります。

 

費用は・・
保険適用で4～5万円（3割負担）、1～2万円（1割負担）ですが、軽微な眼瞼下垂の場合は、保険適用外で20万円ほどの手術費になります。

 

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