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眼瞼下垂を治す方法

【Q&A】眼瞼挙筋は鍛えられない?鍛える仕組みを徹底解説!

更新日:

眼瞼挙筋 鍛える

眼瞼挙筋とは?

眼瞼挙筋は「上眼瞼挙筋(じょうがんけん-きょきん)とも言いますね。

文字通り、上眼瞼(=上まぶた)の筋肉で、まぶたを持ち上げる働きをします。

この筋肉のおかげで、目を大きく開くことが可能——逆に、この筋肉の働きが弱まると、まぶたが上がらなくなり、目のサイズが小さくなります

その症状を「眼瞼下垂(がんけん-かすい)と呼びます。

加齢やハードコンタクトレンズの使用で、徐々に目が小さくなり、「眼瞼下垂」を発症することが多いです。

眼瞼挙筋は鍛えられない?

眼瞼下垂の改善法として、まぶたを上げるトレーニングが有名です

先ほどの「(上)眼瞼挙筋」を鍛えることで、目を開きやすくするトレーニングです。

詳しいトレーニング法は、こちらの記事で解説しているので、ぜひご覧ください
眼瞼下垂に!上眼瞼挙筋を鍛えるトレーニング

この記事を公開したら、次のような相談メールを頂きました。

質問の内容

  • 眼瞼挙筋は本当に鍛えられるの?
  • 鍛えられないという方もいるけど、実際どうなの?

皆さんの中にも、トレーニング効果の真偽に疑問をもっている方も多いのではないでしょうか?

そんな疑問に、このページで詳しくお答えします。

まず実際のメールのやりとりを紹介。
続いて、「眼瞼挙筋が鍛えられるか否か」筋肉の特性から科学的に解明していきます

「眼瞼挙筋を鍛える仕組み」「効果的なトレーニング方法」、さらに「鍛えられない7つの原因」は要チェックです!

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眼瞼下垂を自力で治したいなら、「眼瞼挙筋」について深く理解することが重要ですよ。

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眼瞼挙筋は鍛えられない?鍛える仕組みを徹底解説!

眼瞼挙筋 鍛える

眼瞼挙筋は「鍛えられる?」「鍛えられない?」

メールでの「質問と回答」を紹介して、さらに詳しく筋肉の特性、トレーニング効果を解説していきます。

眼瞼挙筋を鍛える仕組み」や「効果的なトレーニング方法」、さらに「鍛えられない原因」も必見です!

眼瞼挙筋を鍛える仕組みと方法

  1. 眼瞼挙筋は鍛えられない?【Q&A】 詳細 ▽
  2. 眼瞼挙筋は「随意筋」、ミュラー筋は「不随筋」詳細 ▽
  3. 眼瞼挙筋は「随意筋」で鍛えられる! 詳細 ▽
  4. 眼瞼挙筋を鍛える仕組み 詳細 ▽
  5. 眼瞼挙筋を効果的に鍛える方法 詳細 ▽
  6. トレーニングでまぶたが上がる3つの理由 詳細 ▽
  7. 眼瞼挙筋が鍛えられない7つの原因 詳細 ▽

*詳細▽をクリックすると該当箇所にジャンプします。

眼瞼挙筋は鍛えられない?【Q&A】

眼瞼挙筋 鍛えられない

当サイトでは「眼瞼挙筋を鍛えるトレーニング法」を紹介しているので、以下のような相談メールを頂きました。

Q.
眼瞼挙筋は鍛えることができないと言っておられる方もおられるのですが、実際どうなのでしょうか?

メール相談

「眼瞼挙筋は鍛えられない」という方も、確かにいらっしゃいます。

そうした意見がある中で、トレーニング効果に疑問をもった方からの質問メールです。

この質問に対し、私は次のようなメールで回答しました

A.
眼瞼挙筋についてですが、(まぶたに限らず)人間の「筋肉」は動かせますよね。
*自分の意志で動かせる筋肉を「随意筋」と言います。

筋肉は、動かして「刺激」を与えることができます。

「刺激」を与えて鍛えられないとしたら、そもそも、その部位は筋肉と言えるのでしょうか。

*もちろん、筋肉の部位によって「鍛えやすい」「鍛えにくい」の差はあります。

100歩ゆずって「鍛えられない」という意見を理解しても、「筋肉の動かし方の癖を修正する」ことはできます。

つまり、目を開けるとき、眉や額の筋肉に頼らず、まぶたの筋肉(眼瞼挙筋)を無理なく使えるように癖を修正することは可能です。

*ちなみに、日常、おでこや眉の力で目を開こうとすると、年々、額にシワが出来やすくなります。
*加齢で目が小さくなった方は、眼瞼挙筋がうまく使えていないケースもあります。
逆に、眼瞼挙筋を意識的に動かせば、スムーズに目を大きく開きやすくなるでしょう(もちろん100%ではありません)。

この点は、ある医師も指摘していました。

(以下、省略)

眼瞼挙筋は、自分の意志で動かせる「随意筋(ずいいきん)」

随意筋は、自分で動かして「刺激」を与えることが可能です。

「刺激」を与えて鍛えられるのが、筋肉(随意筋)の特徴——

そして、言うまでもなく、眼瞼挙筋は「筋肉(随意筋)」なので、その性質から「鍛えられる」というのが私の回答です。

実際、当サイトで紹介しているトレーニング法で、
まぶたが上がりやすくなった!
眼瞼下垂が改善した!
という嬉しい報告を頂いています。

詳しいトレーニングのやり方は、こちらの記事で解説しているので、ぜひ効果を体験してみてほしいです!
眼瞼下垂に!上眼瞼挙筋を鍛えるトレーニング

 

一方、自分の意志で動かせない筋肉が「不随意筋(ずいいきん)」です。

上まぶたでは、ミュラー筋が不随意筋として無意識に作動します。

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以下、もう少し掘り下げて、眼瞼挙筋(随意筋)とミュラー筋(不随意筋)の筋肉特性と、トレーニング効果について解説していきます。

眼瞼挙筋は「随意筋」、ミュラー筋は「不随意筋」

まぶたを上げる筋肉は、主に次の2つです。

  • 眼瞼挙筋
  • ミュラー筋

▼ 図の赤部分が「(上)眼瞼挙筋」、
 緑部分が「ミュラー筋」

眼瞼挙筋 ミュラー筋

眼瞼挙筋は「随意筋」で、自分の意志で動かせます(図の赤部分)。

「よし、目を開こう!」と意識して動かせるのが、この眼瞼挙筋です

一方、ミュラー筋は「不随意筋」で、自分の意志では動かすことができません(図の緑部分)。

ミュラー筋は自律神経でコントロールされ、びっくりしたり興奮したりすると、強く作動して目が大きく開きます

  • 眼瞼挙筋随意筋
    (自分の意志で動かせる筋肉)
  • ミュラー筋不随意筋
    (自分の意志で動かせない筋肉)

このうち"まぶたを上げる主役"は、あくまでも「眼瞼挙筋」です。

眼瞼挙筋が収縮すると、それに繋がる「挙筋腱膜」と「瞼板」が引き上げられて、まぶたが上がるのです(先ほどの図をご覧ください)。

一方、ミュラー筋は、補助的に「目の開き具合を調整するセンサー」の機能を果たしています。

びっくりしたり興奮すると目を大きく開くのは、この"無意識のミュラー筋の働き"です。

また、一度目を開いたら、無意識に目を開いていられるのも、"ミュラー筋のサポート"があってこそです。

  • 眼瞼挙筋随意筋で「主役」
  • ミュラー筋不随意筋で「補助的」
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まぶたを上げる主役は、随意筋の「眼瞼挙筋」。

それを補助的にサポートするのが、不随意筋の「ミュラー筋」と覚えておいてください。

眼瞼挙筋は「随意筋」で鍛えられる!

眼瞼挙筋 鍛えられる

重要な点は、眼瞼挙筋は「随意筋」で、骨格筋という点です

上眼瞼挙筋とは、目を開けている間、上まぶた(上眼瞼)を引っ張りあげている筋。自分の意思で動かすことのできる随意筋で、骨格筋である。

引用元:上眼瞼挙筋 - 1年生の解剖学辞典Wiki

腕や足の筋肉のように、自分の意志で動かせる筋肉を「随意筋」といい、眼瞼挙筋はこれに該当します。

一方、心臓の筋肉(心筋)など、自分の意志で動かせない筋肉を「不随意筋」と言います。

骨格筋のように自分の意志で動かすことのできる筋肉を随意筋、心筋や平滑筋のように自分では動かすことのできない筋肉を不随意筋といいます

引用元:筋肉の種類とその特徴 | 健康長寿ネット

このように、医学的にも「眼瞼挙筋」は、腕や足の筋肉と同じく「随意筋(骨格筋)」—— そして、随意筋(骨格筋)は自分の意志で動かして「鍛えられる筋肉」と定義されています。

筋肉の構造としても、多数の筋線維(白い速筋線維・赤い遅筋線維)から構成されているのに変わりはありません。

筋線維

  • 速筋線維(白)
    瞬発的に大きな力を出す
  • 遅筋繊維(赤)
    持久力に優れている

この筋線維(速筋線維・遅筋線維)はともに、鍛えて強くすることが可能です。

眼瞼挙筋も、腕や足の筋肉と同じく「随意筋」であり、「筋線維」の集合なので、刺激を与えて鍛えられるのは当然と言えます。

眼瞼挙筋を鍛える仕組み

眼瞼挙筋 鍛える仕組み

眼瞼挙筋を鍛える仕組みは、腕や足の筋肉と同様です。

ともに自分の意志で動かせる「随意筋」であり、「筋線維」の集合なので、刺激を与えることで「増強」できます

具体的には、次のプロセスで筋肉は強く太くなります。

筋肉増強のプロセス

  1. 筋肉を動かして筋線維に刺激を与える。
  2. 筋線維の一部が破断される。
  3. 休憩や栄養で傷ついた筋線維が修復される。
  4. 修復の過程で、以前より筋線維は太く大きくなる。

このプロセスを「超回復」、筋肉の体積が増加することを「筋肥大」と言います。

つまり、眼瞼挙筋も「筋線維」ですから、刺激や負荷を与えることで「増強」できるのです。

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そもそも難しく考えるまでもなく、筋肉は負荷をかけると頑丈になろうとする性質があります。

「重いものを持つ」「トレーニングをする」など、負荷がかかると筋肉は頑丈になろうとします。

引用元:筋肉を知ろう|【大塚製薬の公式通販】オオツカ・プラスワン

逆に、刺激や負荷が与えられないと、筋肉は衰えていきます。

まぶたの筋肉(眼瞼挙筋)も同様です。

眼瞼下垂が生じるのも、加齢の影響だけでなく、「まぶたの筋肉が使われない」のも大きな要因です。

まぶたの筋肉が衰えてくると、眉や額の筋肉で目を開こうとするので、ますます眼瞼挙筋が衰退してしまうのです。

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近年は、パソコンやスマホの視聴で、まぶたの筋肉が衰えやすい傾向があります。

 

眼瞼挙筋トレーニングは、この筋肉の衰えを予防・改善できます。

「眼瞼挙筋」に集中して刺激(負荷)を与えられるので、効果的に鍛えることができるのです

トレーニングを習慣化することで、継続的に「筋線維」に刺激(負荷)を与えられるので、徐々に筋肉は増強していきます。

それによって眼瞼挙筋は鍛えられ、まぶたが上がりやすくなり、眼瞼下垂の予防・改善効果が期待できるのです。

実際、資生堂の研究でも、眼瞼挙筋を鍛えることで「目がサイズアップした」という結果が出ています

出典:資生堂、「上瞼のたるみ」と「額のシワ」を改善するアイケア・エクササイズを開発

たった6週間(42日間)のトレーニングで、被験者の7~8割に改善効果が現れ、目の大きさが5~9%も改善されたのです

この改善効果は、第41 回 ESDR(41st European Society forDermatological Research、欧州研究皮膚科学会)年会で発表されています。

メモ

この資生堂の研究では、化粧品とマッサージも併用していますが、目がサイズアップした主な要因は「トレーニング効果」だと推定されます。

病院監修のHPでも、眼瞼挙筋トレーニングが効果的と紹介されていますね

高田眼科監修 眼瞼下垂治療ナビ

(眼瞼挙筋トレーニングを)習慣化することで、眼瞼挙筋の衰えを防ぐのに効果を発揮します。

引用元:眼瞼下垂を進行させないために気を付けるべきこと。究極の予防法とは? | 手術・治療の話

栄養と睡眠も大切!

筋肉を効果的に成長させるには、適切な「栄養の摂取」や「良質な睡眠」も欠かせません。

筋トレにプロテインが効果的なように、まぶたのトレーニングを行うときも、タンパク質やミネラル(亜鉛)、ビタミンなどの揃った食事をしましょう。

十分な栄養と良質な睡眠で、いったん破壊された筋線維が効果的に回復・成長します。

眼瞼挙筋を効果的に鍛える方法

眼瞼挙筋を効果的に鍛えるには、「眼瞼挙筋」に集中して刺激を与えることが大切です

そのために、眉や額の筋肉ではなく、まぶたの筋肉(眼瞼挙筋)で目を開くトレーニングを行います。

眼瞼挙筋を鍛える方法

具体的なトレーニング法は、次のとおり。

出典:www.sincare-univ.com

  1. 眉の上に手や指を当て、眉が動かないように固定する。
  2. そのまま目を閉じた状態から、カッと大きく目を見開く。
  3. その状態で5秒キープする。

まずは、眉が動かないように、手や指で軽く固定しましょう。

両手や人差し指を眉の上に当てて、眉が動かないように固定します(手の平で眉と額を押さえても構いません)。

出典:エイジケア研究室

このように眉と額が動かないように固定した状態で、目をカッと大きく見開きます。

眉と額の筋肉を動かさないで、「上まぶたの筋力(眼瞼挙筋)」だけで目を開くのがポイントです。

眉と額を動かさずに目を大きく開くことで、上まぶたの「眼瞼挙筋」を効果的に刺激できます

そして、目を見開いた状態で5秒キープ。
5秒間、眼瞼挙筋に刺激(負荷)を集中的に与えます。

5秒たったら目を閉じて、このプロセスを5回ほど繰り返しましょう。

 

このトレーニングで、眼瞼挙筋の筋線維に刺激を与え、いったん筋線維を破壊—— 。そして、修復する過程で太く大きく回復させていきます(超回復・筋肥大のメカニズム)

つまり、腕や足の筋トレと全く同様です

眼瞼挙筋も、腕や足と同じく「随意筋」で、「筋線維の集合」なので意識的に鍛えられます。

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筋肉は、刺激や負荷を与えると増強しようとする性質を理解し、トレーニングを継続することが大切です。

眼瞼下垂を予防・改善する「医師推奨のトレーニング法」は、こちらのページで詳しく解説しているので、ぜひ参考にして習慣にしてくださいね!
眼瞼下垂に!上眼瞼挙筋を鍛えるトレーニング

高須眼科監修のトレーニング法と同様。
 詳しく解説しています。

眼輪筋エクササイズは有効?

眼輪筋エクササイズはご存知ですか?

まず、目を5秒ギューッと強く閉じる。
今度は、パッと大きく開き、5秒キープする。
—— 目の周りの"筋トレ法"です。

このエクササイズでは、目の周りの筋肉の「眼輪筋」を鍛えられます。

たしかに、このエクササイズでも、ある程度は「眼瞼挙筋」に刺激を与えることが可能です。

ですが、このエクササイズは眉や額の筋肉に頼って、目を開くことになります

効果的に「眼瞼挙筋」に集中して刺激(負荷)を与えることが困難です。

また、眼瞼挙筋の使い方がうまくなりません。

逆に、眉や額の筋肉に頼って目を開く癖がついてしまうこともあるでしょう

眉と額の筋肉に頼って
目を開けている...。

ですから、メインのトレーニングは、先ほどの「眼瞼挙筋トレーニング」でお願いします。

まずは、このトレーニングで「眼瞼挙筋の使い方」がうまくなってから、眼輪筋エクササイズを行いましょう。

トレーニングでまぶたが上がる3つの理由

トレーニングでまぶたが上がる理由は、単に「眼瞼挙筋が鍛えられる」だけではありません。

まぶたが上がりやすくなる理由は、次の3つの要因があります。

トレーニングでまぶたが上がる理由

  1. 眼瞼挙筋の「筋力」が鍛えられる
  2. 眼瞼挙筋の「使い方」がうまくなる
  3. 眼瞼挙筋への「脳の指令」が強くなる

眼瞼挙筋の「筋力」が鍛えられる

眼瞼挙筋の「筋力」が鍛えられる点は、すでに解説したとおりです。
眼瞼挙筋を鍛える仕組み

他の筋肉と同様に、トレーニングで意識的に刺激を与えることで、眼瞼挙筋の「筋線維」を太くできます。

筋線維が太くなることで、筋肉の働きが強くなるのは、眼瞼挙筋も同様です

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「筋力の増強」でまぶたが上がりやすくなるのは、容易に理解できると思います。

眼瞼挙筋の「使い方」が上手くなる

加齢でまぶたの筋力が衰えると、眉や額の筋肉に頼って目を開こうとします。

それによって、眼瞼挙筋の筋力がますます衰えて、日常的に眼瞼挙筋が使われなくなります

結果として、眼瞼下垂の症状が悪化していくのです。

眉や額の筋肉に頼って目を開くと、額のシワも増えますね...。

また、自律神経支配の「ミュラー筋」に頼っていると、交感神経優位の状態が続いて、頭痛・肩こり・冷え・不眠・自律神経失調症などを引き起こします。

この悪い癖を改善するのに、眼瞼挙筋トレーニングは非常に有効です

初めは意識的に「眼瞼挙筋を使う」ことで、徐々に日常的に「眼瞼挙筋でまぶたを上げる習慣」が定着します

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悪い姿勢や歩き方を正すのと同じ!

初めは意識的に"正す"ことで、徐々に良い習慣が定着していきます。

つまり、日常的に「眼瞼挙筋の使い方」がうまくなることで、上まぶたの潜在的な筋力をフルに発揮できるのです

すると、まぶたが上がりやすくなりますし、日常的に眼瞼挙筋をフルに活用することで、筋肉の衰えも予防・改善できます。

眼瞼挙筋でまぶたを上げると、同時にミュラー筋のスイッチも入るので、自然と目を開けている状態を継続しやすいですよ。

この良い習慣は、早めに獲得した方が"お得"です。

日常的に「眼瞼挙筋を使う習慣」がつけば、自然とトレーニング効果が得られるからです。

たとえば、日常的に脚や腕の筋肉を使う人は、その衰えを自然と予防できますよね?

それと同じように、普段よく眼瞼挙筋を使うことで、その衰えを予防していけます。

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眼瞼下垂を予防・改善したいなら、眼瞼挙筋の使い方をマスターことは必須と言えますね。
「筋肉は使わないと衰える」という原則を覚えておいてください。

眼瞼挙筋への「脳の指令」が強くなる

忘れてはいけないのが、筋肉は「脳の指令」で動くという点です。

そして、脳の指令が強くなれば、筋肉の運動も強くなります

たとえば、鉄製の重たい扉をイメージしてください

「鉄の扉は軽い力で開けられない」と分かると、脳は強い指令を出して、強い力で扉を開けようとします。

次第に、鉄の扉を見たら、強い力で開けるように習慣化していきます。

 

まぶたの筋肉も同様です。

上まぶたの筋肉(上眼瞼挙筋)に強い指令を出して、さらにそれを習慣化することが重要です

そのために、負荷をかけてトレーニングをします。

この負荷が、先ほどの「鉄の扉」の役割を果たします。

つまり、負荷をかけることで、脳が「強い指令」を眼瞼挙筋に出します。すると、以前より「まぶたを上げる力」が強くなります

そして、この良い習慣を定着させていくと、自然にまぶたが上がりやすくなるのです。

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筋肉は「脳の指令」で動く!

そして、目を開くとき、その指令を(眉や額の筋肉ではなく)眼瞼挙筋に強く集中する習慣が重要なのです。

眼瞼挙筋が鍛えられない7つの原因

トレーニングしているのに、なかなか眼瞼挙筋が鍛えられない!」「眼瞼下垂が改善されない!」という方も、たしかにいらっしゃいます。

このように眼瞼挙筋が鍛えられないケースには、次の6つの原因があります。

眼瞼挙筋が鍛えられない原因【7つ】

  1. 不適切なトレーニング法
  2. 継続できていない
  3. 眼瞼挙筋がうまく使えていない
  4. 加齢の影響
  5. コンタクトレンズの影響
  6. 遺伝や体質の影響
  7. 眼瞼下垂の症状がひどい

不適切なトレーニング法

不適切なトレーニング法だと、結果が出ないのは当然です。

上まぶたの筋肉を意識的に使い、「眼瞼挙筋」を集中的に鍛える必要があります

ポイントは、眉や額の筋肉に頼らないこと。

しっかり眉が動かないように固定した状態で、まぶたをグッと上げてトレーニングしましょう。

上の写真のように、額にシワができると、眉や額の筋肉に頼っている証拠です

それだと、眼瞼挙筋に刺激(負荷)を与えることができません。

しっかり手や指で眉の上を押さえて、上まぶたの力でまぶたをグイッと上げるのがポイントです。

もう一度、こちらでトレーニング法をおさらいしてください。
眼瞼挙筋を鍛えるトレーニング方法

継続できていない

トレーニングは毎日、継続すると効果的です。

逆に、継続しないと鍛えられないのは当然。

最低でも1ヵ月は継続してみましょう。

ちなみに、資生堂の研究では、6週間(42日)で「目の開きの改善効果」が現れました

ですから、最低でも1~2ヵ月は継続して、目の開き具合を観察しましょう。

理想的には半年~1年、じっくりトレーニングして経過観察することが重要です。

先ほどの「眼瞼挙筋を鍛えるトレーニング」を朝と夜に、5~10セットずつ行うと効果が見えやすいですね。

眼瞼挙筋がうまく使えていない

上の写真のように、眉が上がって額にシワが寄ると、眼瞼挙筋がうまく使えていない証拠です。

トレーニングをしても、日常生活で眼瞼挙筋がうまく使えてないと、まぶたが上がりにくいです。

たしかに、トレーニングで「眼瞼挙筋の使い方」を改善することは可能です。

ですが、その良い習慣を日常生活レベルで定着させるには、ふだんから「眼瞼挙筋を使う癖」を意識することが大切

眼瞼下垂ぎみの方は、「眉や額の筋肉で目を開く癖」があるので、徐々に上まぶたの筋肉(眼瞼挙筋)で目を開くように慣らしていきましょう

まずは、トレーニングで眼瞼挙筋の使い方を覚え、それを日常でも意識して目を開く癖をつけてください。

すると、上まぶたの潜在的な筋力をフルに活用できるようになりますよ。

高齢であれば、ある程度、眉や額の筋肉に頼るのは仕方ありません。

加齢の影響

眼瞼挙筋が鍛えられないのは、加齢の影響も大きいです。

仮に1年間、トレーニングを行ったと仮定しましょう。

ですが、このトレーニングを行っている間、その1年分、同時に加齢の症状も進行します。

たとえば、まぶたがたるんだり伸びてきたり、加齢の影響が出てきますよね。

つまり、トレーニングで「プラスの効果」があっても、加齢で「マイナスの影響」があれば、改善効果はプラスマイナスで「ゼロ」という結果になるケースもあります

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要するに加齢した分、トレーニング効果が見えにくくなるというわけですね。

では、この場合、トレーニングは意味なかったのでしょうか?

答えはノーです。

とういうのは、トレーニングの「プラス効果」がなければ、加齢でもっと眼瞼下垂の症状は悪化していたからです

つまり一見、効果が無いように見えても、加齢のマイナス影響に対して、トレーニングで予防できていたのです。

ですから、効果が見にくいからと言っても、トレーニングをやめてしまうのは、非常にもったいないことです。

眼瞼下垂をこれ以上、進行させないために、少しずつでも継続してください。

コンタクトレンズの影響

コンタクトレンズを使用していませんか?

コンタクトレンズの使用は、眼瞼下垂を進行させます。

なので、仮にトレーニングで眼瞼挙筋を鍛えても、コンタクトレンズの使用で効果が出にくくなることがあります

先ほどの「加齢の影響」と同様です。

トレーニングで「プラス効果」があっても、コンタクトレンズで「マイナスの影響」があれば、プラスマイナスで効果が相殺されてしまいます。

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コンタクトレンズをやめて、眼鏡で過ごした方が、トレーニングの効果は出やすいですね。
とくにハードコンタクトレンズの使用は、上まぶたの挙筋腱膜を緩めたり、伸ばしたりするので注意しましょう。

遺伝や体質の影響

生まれつき眼瞼下垂の人は、トレーニングで改善するのは困難です。

たしかに、もともと目が小さい人でも、トレーニングで改善は見られます。

ですが、生まれつき「眼瞼下垂」というレベルだと、大きな改善効果は出にくいです

また、筋力の増加も、遺伝や体質の影響があります。

生まれつき「筋肉が付きやすい人」、「付きにくい人」の差があります。

さらに、体調や生活習慣の影響もありますね。

適切な食事・睡眠・運動など、健康的な生活をしている方が、トレーニング効果が出やすいのは言うまでもありません。

眼瞼下垂の症状がひどい

眼瞼下垂の症状がひどいと、眼瞼挙筋を鍛えるのは難しくなります。

眼瞼下垂がひどい場合は、挙筋腱膜が機能していないケースが多いです。

つまり、まぶたの瞼板から挙筋腱膜が外れたり、大きく緩んでいると、眼瞼下垂の症状がひどくなります

眼瞼挙筋は「挙筋腱膜」を介して瞼板を引っ張ってまぶたを上げるので、この挙筋腱膜が機能不全だとトレーニング効果は出にくいです。

たしかに、「挙筋腱膜の緩み」が少なければ、それを眼瞼挙筋の力で補うことも可能です。

ですが、挙筋腱膜が大きく緩んでいたり、外れていたりすると、そもそも眼瞼挙筋でまぶたを引き上げるのが困難になります。

眼瞼下垂がひどい場合は、眼科や形成外科、美容外科を受診しましょう。

眼瞼下垂がひどいか否かは、「上まぶたのフチが黒目の瞳孔にどれほどかかっているか」でチェックします。

- 重度の眼瞼下垂 -

詳しいセルフチェックの方法と、眼瞼下垂の自力改善法はこちらのページで解説しているので、ぜひご覧になってくださいね
眼瞼下垂を自力で治したい? 自分で治すのは困難?

 

■ まとめ

眼瞼挙筋は、自分の意志で動かせる「随意筋」。

さらに「筋線維の集合」なので、脚や腕と同様に、意識的に「鍛えられる筋肉」です。

鍛えられないのは、トレーニングのやり方が悪いか、継続していないためです。

あるいは、日常的に眉や額の筋肉に頼っていて、トレーニング効果が見えにくいのが原因です。

ですから、正しい方法でトレーニングを継続するのが重要

当サイトの方法で、「眼瞼下垂が治ってきた」「目を開きやすくなった」という嬉しい声も頂いているので、ぜひ参考にしてくださいね。

専門カテゴリー:眼瞼下垂を治す方法

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目が楽に開くと、気持ちも明るくなりますよ!

※眼瞼下垂の医療相談は受けつけておりません。このページで紹介したメールの方は、眼瞼下垂の患者ではございません。

この記事を書いている人

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